このページの本文へ移動
奈良県川上村
メニュー
検索
アクセシビリティ

吉野林業の父 土倉庄三郎

吉野林業の父 土倉庄三郎

2017年4月3日

吉野林業の中興の祖と呼ばれる土倉庄三郎は、天保十一年(1840)年に川上村大滝の山林地主の家に生まれました。16歳で家督を継いだ彼は、林業の発展に力を入れ、後に苗木の密植とていねいな育成で優れた多くの材木を生産できるように工夫した「土倉式造林法」という独自の造林法を生み出しました。そして地元の吉野だけではなく全国各地(群馬県伊香保・奈良公園・兵庫県但馬地方・滋賀県西浅井町・台湾など)にその技術を広め、各地で成果 をあげていきました。また借地林業や村外地主の森林所有者による経営、これに伴う山守制度(管理制度)などの基礎を築くなど、吉野林業の父といっても過言ではありません。
土倉庄三郎は、事業のかたわら、道路の整備や吉野川の改修などの推進や日本赤十字への寄付など社会貢献にも努めました。また、私費によって奈良県初の小学校を川上村に開校したり、同志社大学や日本女子大学の創立にも一役かっています。板垣退助の洋行を援助するなど自由民権運動にも力を注ぐなど、林業以外の分野でも多大な功績を残しています。
土倉庄三郎は、吉野大滝村で生涯を過ごし、1917年7月に78才で多くの人々に惜しまれながら死去しました。1921年10月には生前の功績を記念して、川上村大滝の鎧掛岩に「土倉翁造林頌徳記念」の文字が刻印された碑が建立されています。
川上村の山の緑がいきいきと輝くのは、今も土倉庄三郎の熱い魂が村に息づいているからでしょう。そして、木を愛し、木と生きた偉人伝は語り継がれ、その魂は山を、そして自然を愛する川上村の人たちに受け継がれています。

 

アクセス
お問い合わせ
リンク集
サイトマップ
川上村役場 〒639-3594 奈良県吉野郡川上村大字迫1335番地の7
Tel:0746-52-0111(代) Fax:0746-52-0345 Mail:soumu@vill.nara-kawakami.lg.jp
Copyright © 2017 kawakamimura All rights reserved