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大阪工業大学との連携事業 ”源流学” がスタート!

大阪工業大学との連携事業 ”源流学” がスタート!

2020年5月26日
川上村では、2010年7月26日に大阪工業大学(大阪府)と「連携・協力に関する協定」を締結し、様々な連携事業に取り組んでいます。
 
今年度から正規授業として「源流学」をスタートしました。
(令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、オンライン会議システムを活用し実施)
3か月間のカリキュラムで学生たちは、「水源地の村づくり」の課題を探り、「持続可能な村」を実現できる仕組みを考えます。
毎年度、授業内容の見直しを実施し、「持続可能な社会の担い手」を育成してまいります。
 
 

本件のポイント

● 連携協定を結ぶ大阪工業大学と協働で新しい体験的地域学「源流学」をスタート
● 吉野川の源流で豊かな環境の村の課題を学び、持続可能な村の仕組みを学生が考える
● 村長や村職員、村民と交流しながら、デザインやIoT活用のアイデアを提案
 
 

源流学 概要

本授業は学生が水源地の村の取り組みを学び、人口減少や高齢化などの課題解決に積極的に寄与する能力や責任感を育成し、持続可能な社会が実現できるような価値観と態度を養う「持続可能な開発のための教育(ESD※1)」を行います。SDGsの達成を意識した持続可能な社会の理想像と暮らし続けられる仕組みづくりをデザインやIoTを活用して考え、その実現に向けたデザイン思考(※2)型ワークショップを行います。
 
 
1、大阪工業大学に村長や村民、村職員等を講師として派遣し、「水源地の村づくり」の取組をツールにそこに込
  められた「おもい」に焦点を当てた座学授業を実施。
  ⇒様々な価値観に出会うことで、学生自身の認識の拡大を促し、人間力の向上につなげる。
  ◆座学授業内容
    現役村長による村づくりに込められた想いを伝える特別講義、川上宣言について
    吉野林業・吉野かわかみ社中の取組、かわかみらいふの取組、地域おこし協力隊の取組等
 
2、川上村を実際に訪れ(1週間程度)、座学時に感じていた課題と実際の現場を見聞きして感じる課題のギャップに
  気づいてもらうフィールドワークの実施。
  ⇒実際の現場で村民等と関わることで、体感からくる課題を感じてもらい、ユーザー目線を取り入れたデザインや開
   発につなげてもらう。
 
3、座学・フィールドワークから感じた課題解決手法を「今できる事」をベースに考え、成果物として発表
  ⇒課題に対する自分の関わりしろを考えることで、今後社会に出ていったときに課題に対し「自分事」として対応で
   きる人財の育成につなげる。
 
用語説明
※1 Education for Sustainable Development。2019年12月に第74回国連総会で採択。持続可能な社会づくりの担い手を育む教育。
※2 デザイン思考とは、ユーザの観察と共感・課題抽出・解決のためのアイデア創出・プロトタイピング・検証を繰り返して行うことで、
   ユーザ視点のものづくりを実践するための手法。
 
 

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電話:0746-52-0111
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