平成28年2月1日に思う

職員を前にした年頭の挨拶に「(あらためて)しっかりとコミュニケーションをとること、とくに住民の皆さんとの間で、そして職員間、さらには国や県職員との間で意思疎通を欠くことのないように。」ということを話しました。

自分の思いが伝えられたか、この挨拶でよかったのか不安もありましたが、町村週報(1月10日2945号)で日本大学経済学部教授 沼尾波子氏の『「機能」から「関係」へ』と題するコラムを読み、意を強くしました。

その内容は、『日本は戦後の高度経済成長の果実を全国に配分するべく様々なインフラ整備を推進し、多様な「機能」を強化して、暮らしの質の向上、利便性の確保を図ってきた。しかし機能強化型の行政サービスだけでは人口減少に歯止めをかけることは難しい。いくら「機能」が充実してもそこに暮らす人が安心して生活を営むための人と人との「関係」が構築できるわけではない。これからの地域づくり戦略は「関係」の再構築にある。』と指摘しています。東京への一極集中の解消、地域問題解決を据える地方創生には、地域の住民や移住した人が“心地よさ”や“温もり”を感じられるようなしなやかな「関係」づくりが重要であることを確信しました。

あらためてこの1年、さまざまなコミュニケーション、「関係」を大切に育てたいと思います。

http://www.zck.or.jp/shuhou/2945.pdf