１９９８年に始まった「川上村木匠塾」は２０１７年に２０年を迎えました。
木匠館を拠点に近畿圏内５大学の住環境や建築を学ぶ学生が、吉野林業の本場で間伐材を使った制作物や林業体験・村内見学を通じ、吉野産材や山村への理解を深めてもらう取り組みです。
学生たちが実際に木に触れてみて林業についての理解を深めることや、自分たちのアイデアを織り交ぜた制作物を造り、村に還元することを目的とし、活動しています。

平成30年10月25日

川上村木匠塾がウッドデザイン賞２０１８を受賞しました！

ウッドデザイン賞は、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの消費者視点から、優れた製品・取組等を表彰するものです。これによって、”木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、ひいては国産材の需要が拡大し、適正な森林整備が進むことを目的としています。

川上村木匠塾はこれまでの活動が評価され、ウッドデザイン賞2018ソーシャルデザイン部門コミュニケーション分野において受賞が決まりました。

今後も川上村木匠塾は活動を続けてまいります。また、村との継続的な関わりを目的とし、木匠塾OBOGを主体とした川上木匠会の設立も準備が進められています。

これからも村民の皆様のご指導、ご協力をお願いします。