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お米の裏のつながり ~水のつながりプロジェクト 稲刈り体験~

お米の裏のつながり ~水のつながりプロジェクト 稲刈り体験~

2017年10月25日

こんにちは、川上村役場 水源地課です。

去る10月24日(火)に、奈良県橿原市田中町の水源地交流水田にて水のつながりプロジェクトの稲刈り体験が行われました。

RIMG5463.JPG

水のつながりプロジェクトとは、大和平野と水源地域との間にさらなる友好関係を育もうと平成24年度より実施している事業です。

もとは、平成23年11月26日、大和平野土地改良区より川上村に「おかげ米」が贈呈されました。これは水源地域で育まれた吉野川の水が、吉野川分水として大和平野に導水され、その安定的に供給される農業用水で営農できていることに感謝し、その気持ちを形に表そうと企画されたものです。

それ以後、水源地と大和平野の交流事業として毎年行っています。本プロジェクトについて詳しくはこちら

水源地域から川上村立川上小学校 5年生、大和平野から橿原市立今井小学校 5年生が参加しています。

6月に同じ児童たちで田植えを行っており、今回はその稲の稲刈りを行いました。(田植えの様子はこちら)

 

両校の代表生徒による挨拶があり、大和平野土地改良区 事務局次長の島本様より本日の注意事項、水源地交流水田の説明がありました。

 

  

  川上小学校代表児童の挨拶        今井小学校代表児童の挨拶

  

    島本次長の説明           熱心に聞き入っていました

 

その後、実際に水田に移動し稲刈り作業に取り掛かります。

お世話になっている橿原市田中町「水土里の会」の方から稲刈りの方法を教わり水田に入っていきます。

  

   真剣に話を聞きます。

  

  さあ、ついに稲刈りです。      刈り甲斐があり、わくわくです。 

 

最初は慣れない作業にぎこちなさもありましたが、さすがは子供たちです。

見る見るうちに作業になれどんどん刈っていきます。

  

  

  

6月の田植えやそれ以後もスカイプ等で交流を深めてきた両児童たち。

積極的に交流を図っていました。  

そして、稲刈りの後は刈った稲を束ねる作業をします。

束ねる作業が簡単そうに見えてしっかり結ぶことが意外と難しい・・・

四苦八苦しながら水土里の会の皆様の協力を得て、なんとか束ねました。

  

  

 

そして、束ねた稲ははさかけと呼ばれる方法で天日干しにします。

時間をかけお米の中の水分を蒸発させ、旨み成分をしっかり閉じ込めおいしいお米に仕上がります。

  

 

しっかり干すことができました。

実際のお米を食べるのが楽しみです。

 

今井小学校の児童たちの中にはいつも収穫のお手伝いをしている子供たちもおり川上小学校の児童に教える場面も見られました。

児童たちは、「普段行わない作業で見ていると簡単に見えるが、実際行ってみると難しかった。でも楽しかった。」や「いつも食べているお米を収穫するのにこんなに大変だとは思わなかった。」との感想が聞かれました。

両小学校の児童は、田植え・稲刈りと共同で作業を行い、その間もスカイプ等を通じて積極的に交流を深めていっています。

普段何気なく食べているお米の裏側にもたくさんの人が関わっておりお米を通じてつながっていると実感できる体験ではなかったかと思います。

最後になりましたが、今回ご協力いただきました大和平野土地改良区、橿原市立今井小学校、川上村立川上小学校、水土里の会、森と水の源流館の皆さん、本当にありがとうございました。

また今後ともよろしくお願いいたします。

お問い合わせ

水源地課
電話:0746-52-0111