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村長のあいさつ

村長のあいさつ

2019年1月3日

ごあいさつ

村長写真
平成28年7月25日就任
川上村長栗山忠昭

奈良県・川上村のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
川上村はその名前のように、吉野川※の最上流にあります。
(※正式には一級河川「紀の川」ですが奈良県では郷土への愛着の思いを持って吉野川と呼んでいます。)
吉野川の豊かな水は、源流部の山々にたくさんの雨が降って、ゆっくりと時間を掛けて流れ出すことによって保たれています。
川上村は吉野川の源流として自らその役割を果たして行こうと覚悟し、その想いを平成8年に「川上宣言」として発信しました。
その宣言文の一つ一つを具現化していく村づくりに取組んでいます。
近年、日本のあちこちで森林の崩壊が起こっています。今日の異常気象にともなう“ゲリラ豪雨”が大きく起因していると思われるものの、それだけのことでしょうか。私は人々の暮らしが山村から遠ざかり、人の心や気持ちが源流や森林から離れつつあることも、その要因の一つと考えています。
まさかの事態は、山村地域だけの問題でなく、言うまでもなく下流域の生活を奪い、都市機能をマヒさせる恐れがあります。源流を守り、国土を保全することは今や“国民的課題”、まさに「源流の危機は、国土の危機」であり、私たちはこのことを「源流白書」(全国源流の郷協議会)で強く訴えています。
川上村は引きつづき、緑(人工林、原生林)の水がめとコンクリート(大滝ダム、大迫ダム)の水がめを大切にしていきます。そして「都市にはない豊かな暮らしを築く」ことをめざします。
小さな村の取り組みに、大いに関心をもってもらい、手を携えていただけたら幸いです。

平成31年1月1日に思う

 年頭にあたり、村民皆さまのご健康とご多幸をお祈りしますとともに、本年が皆さまにとって輝かしい年でありますようご祈念申し上げます。

 今年はまさに“節目の年”です。5月には元号が変わります。そしてわが川上村は、明治22年に町村制が公布されてから130周年を迎えます。さらには、未曽有の被害をもたらした伊勢湾台風から60年になります。「節目」は物事の区切りであり、日本人は古来よりこれを大切にしてきました。今日までの歩みを学びとするとともに、心新たにさらなる飛躍を期する良い機会であり、川上村も一層の発展をめざす決意です。

 さて昨年も異常気象に悩まされた1年であり、本村でも相次ぐ台風に村民の日常生活に大きな影響がありました。しかしながらその反面、危機に直面する村民の皆さまの「たくましさ」と「生きぬく力」をひしひしと感じ、大きな勇気をいただいたように思います。
 
また、2040年ごろの厳しい人口予測が発表され、かつ将来の自治体のあり方として「圏域」制度の導入に関する議論が沸き起こる中にあって、国の地方制度調査会において「山村の実態」を述べる機会をいただいたこと。石田総務大臣が本村を訪問・視察されたことを機に、安倍首相が町村議会議長会全国大会の挨拶において本村の取り組みを称賛されたこと。さらにはESD(持続可能な開発のための教育)において、川上宣言が「良き教材となる」という心強い評価がされるなど、ますます水源地の村づくりの価値が高まっています。

 年のはじめに、村づくりの方向性にあやまりがないことを、たくましい皆さまとともに確信したいと思います。
 早稲田大学の宮口侗廸名誉教授が口にする村づくりの3要素は「この地で生きぬく強い意志を持った村民がいること」「違った価値観や想像力を持った若者がいること」そして「前をしっかり向く行政職員がいること」が不可欠だということです。まさに“役者は揃っている”と思います。

今年は(つちの)(とい)。機敏かつ柔軟に、しっかりと前へ進みます。

今後もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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