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村長のあいさつ

村長のあいさつ

2017年6月1日

ごあいさつ

村長写真
平成28年7月25日就任
川上村長栗山忠昭

奈良県・川上村のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
川上村はその名前のように、吉野川※の最上流にあります。
(※正式には一級河川「紀の川」ですが奈良県では郷土への愛着の思いを持って吉野川と呼んでいます。)
吉野川の豊かな水は、源流部の山々にたくさんの雨が降って、ゆっくりと時間を掛けて流れ出すことによって保たれています。
川上村は吉野川の源流として自らその役割を果たして行こうと覚悟し、その想いを平成8年に「川上宣言」として発信しました。
その宣言文の一つ一つを具現化していく村づくりに取組んでいます。
近年、日本のあちこちで森林の崩壊が起こっています。今日の異常気象にともなう“ゲリラ豪雨”が大きく起因していると思われるものの、それだけのことでしょうか。私は人々の暮らしが山村から遠ざかり、人の心や気持ちが源流や森林から離れつつあることも、その要因の一つと考えています。
まさかの事態は、山村地域だけの問題でなく、言うまでもなく下流域の生活を奪い、都市機能をマヒさせる恐れがあります。源流を守り、国土を保全することは今や“国民的課題”、まさに「源流の危機は、国土の危機」であり、私たちはこのことを「源流白書」(全国源流の郷協議会)で強く訴えています。
川上村は引きつづき、緑(人工林、原生林)の水がめとコンクリート(大滝ダム、大迫ダム)の水がめを大切にしていきます。そして「都市にはない豊かな暮らしを築く」ことをめざします。
小さな村の取り組みに、大いに関心をもってもらい、手を携えていただけたら幸いです。

平成29年8月1日に思う

 “台風の秋”を前にして、早くもまた、今までに経験したことのない大雨が発生しました。

 7月5日から6日にかけて九州北部地方で発生したこの豪雨は、「平成29年7月九州北部豪雨」と名付けられ、記録的短時間大雨情報が「2日間で19回」も発表されました。九州といえば、ちょうど5年前にも同地域で「平成24年7月九州北部豪雨」と命名された記憶に新しい大雨が発生しています。「災害は忘れたころに…」は遠い昔の話でしょうか。
 記録的短時間大雨情報とは、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測し、その降雨が水害や土砂災害につながる雨量であることを知らせるもので、各地域で基準は違えど概ね1時間雨量が100ミリを超えた時に発表されます。今回福岡県朝倉市では、1時間雨量で129.5ミリもの猛烈な雨が観測され、さらに1日の総雨量が545.5ミリを記録しました。いずれも今年最高となるものです。(8月1日現在)
 ちなみに昭和34年の伊勢湾台風では、迫付近で最大1時間雨量が86ミリ、1日の総雨量は562ミリと記録されています。(広報「村政だより」第27号より)この数字からも、今回の雨がいかに〝異常〟であったかがうかがえます。
 被災した地域の皆さまには心よりお見舞い申し上げ、一刻も早い復旧を願うとともに、気がかりな台風シーズンを前にして今から“命を守る行動”を考え、備えてほしいと思います。

 

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