このページの本文へ移動

トップへ
戻る

奈良県川上村
メニュー
検索
アクセシビリティ

出会いの秋!~川上村民大運動会で生まれ育まれるつながり~

出会いの秋!~川上村民大運動会で生まれ育まれるつながり~

2017年11月16日

ライター:東彩菜・畠山日和(「むらメディアをつくる旅」参加者)

※「むらメディアをつくる旅」についてはこちら

 

01.jpg

 

 

 食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…。この季節は様々な楽しみ方がありますね。ところでみなさん!これはなんだと思いますか?

 

02.jpg

 

 実はこれ、杉の木で作られた運動会の入場門なんです!

今回、私たちは2017年10月8日に開催された川上村民大運動会に参加しました。この大運動会はこれまで保育園、小学校、中学校が別々に行っていた運動会を村民も含めてみんなでやろうということで昨年から始まり、今年で2回目となります。

川上村の人たちが1年で一番たくさん集まるという運動会。参加されている人たちはどんな気持ちなのでしょう?色んな人たちにお話を聞いてみました。

 

03.jpg

 

お子さんの応援に来たというこの方は、Iターン(地元ではない地域に移住すること)で川上村に来られました。お父さんお母さんにとってこの運動会は子供の成長を見ることができるだけでなく、家が離れており会ったことのない村の人たちと話すきっかけを持つ場にもなっているようです。

 

04.jpg

 

こちらの方もIターンで、お子さんがまだ小さく運動会には参加できませんが「川上村をもっと知りたい!自分たち家族のことも知ってもらいたい!」という思いから参加されたそうです。

 

05.jpg

 

 この男性方は「顔なじみのあいつも行くから会いに行こう」「自分が行けば周りも参加し、村がにぎやかになるのなら」という思いから参加されたそうです。運動会はなかなか話す機会のない若者の意見を聞くことができ、今後の村について考えるために重要な場となっていると話されていました。

また、みなさんは老人会のメンバーだそうで、村のシンボルでもある吉野杉で入場門を作ったのもみなさんだとか!

 

 

06.jpg

 

 

今回川上村民大運動会を取材して1番に感じたことは「活気にあふれている」ということです。私たちが感じた「活気」はきっと、運動会がたくさんの出会いにあふれているからです。

 

07.jpg

 

毎日会っているけど、運動会といういつもと違う雰囲気で会う小学生。集落が離れておりなかなか会うことのできない旧友との再会を喜ぶお年寄り。初めて出会う違う世代の子どもを持つ親同士。たくさんの出会いが生まれるのは、世代は違っても「川上村が好き」「この村での生活をもっと楽しみたい」という思いを参加者みんなが持っているからではないでしょうか。

 

08.jpg

 

運動会ではすでに来年の運動会で会う約束をしている人もおられ、村の人たちみんなが運動会をとても楽しんでいることが伝わってきました。

 

09.jpg

 

川上村民大運動会は体を動かすこと、楽しむことだけでなく、“地域のつながりを生み、育む”役割も持っているように感じました。川上村の運動会は子どもだけでなく参加者みんなが主役のとても温かいイベントでした。

 

10.jpg

 

来年はどんな出会いがあるのでしょうか。

 

 

お問い合わせ

水源地課
電話:0746-52-0111