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村長のあいさつ

村長のあいさつ

2023年6月1日

 

ごあいさつ

栗山村長
令和2年7月25日就任
川上村長栗山忠昭

奈良県・川上村のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
川上村はその名前のように、吉野川※の最上流にあります。
(※正式には一級河川「紀の川」ですが奈良県では郷土への愛着の思いを持って吉野川と呼んでいます。)
吉野川の豊かな水は、源流部の山々にたくさんの雨が降って、ゆっくりと時間を掛けて流れ出すことによって保たれています。
川上村は吉野川の源流として自らその役割を果たして行こうと覚悟し、その想いを平成8年に「川上宣言」として発信しました。
その宣言文の一つ一つを具現化していく村づくりに取組んでいます。
近年、日本のあちこちで森林の崩壊が起こっています。今日の異常気象にともなう“ゲリラ豪雨”が大きく起因していると思われるものの、それだけのことでしょうか。私は人々の暮らしが山村から遠ざかり、人の心や気持ちが源流や森林から離れつつあることも、その要因の一つと考えています。
まさかの事態は、山村地域だけの問題でなく、言うまでもなく下流域の生活を奪い、都市機能をマヒさせる恐れがあります。源流を守り、国土を保全することは今や¨国民的課題¨、まさに「源流の危機は、国土の危機」であり、私たちはこのことを「源流白書」(全国源流の郷協議会)で強く訴えています。
川上村は引きつづき、緑(人工林、原生林)の水がめとコンクリート(大滝ダム、大迫ダム)の水がめを大切にしていきます。そして「都市にはない豊かな暮らしを築く」ことをめざします。
小さな村の取り組みに、大いに関心をもってもらい、手を携えていただけたら幸いです。

令和5年6月1日に思う

 「なんとプラごみの多いことか。」村のあちこちで聞こえているような気がします。私も、そのひとりでしょう。そのはずです。日本人ひとりが1年間に出す容器包装のプラスチックごみの重さは32キログラム(えっ!)に上るようです。
 10月から6町村が広域で運営する「さくら美化センター」その本格始動に向け、この4月から「混ぜればごみ、分ければ資源」を合言葉に、ごみの分別方法が変わりました。皆さんには、さらなるご理解をいただき少々面倒くさく手間のかかる作業になりますが、ご協力をいただきたいと思います。幸い、わが村の皆さんは、日ごろより環境や清掃、ごみ処理には高い意識をいただいており、吉野広域の中では一番ごみの排出量が少ないことからも伺えます。
 昨今、地球温暖化や環境汚染の問題が人類の大きな課題として、世界の政治的指導者にその使命を果たすことが求められています。
 先月のG7気候・エネルギー・環境相会合。「新たな海洋プラごみを2040年までにゼロにする」とされ、10年前倒しになりました。プラスチックは人工的に合成した樹脂でできており、英語で「自由に形をつくれる」と言う意味をもち、便利で快適な生活をもたらすものでありますが、有害な添加物を含むプラごみは大きな問題です。まだまだ規制が強化されると思われます。
 私が村是としている川上宣言の一文に「地球環境に対する人類の働きかけの、素晴らしい見本になるように努めます」があります。引き続き、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

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令和5年

 ・1月.pdf(549KB)

 ・2月.pdf(523KB)

 ・3月.pdf(495KB)

 ・4月.pdf(525KB)

 ・5月.pdf(490KB)

令和4年

 ・1月(582KB)

 ・2月(97KB)

 ・3月(538KB)

 ・4月(490KB)

 ・5月(498KB)

 ・6月(490KB)

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