公開日 2023年12月25日
償却資産とは
償却資産とは、個人または法人で工場や商店等を経営している方がその事業で使用する資産(土地・家屋を除く)のことです。償却資産の所有者には固定資産税が課税されます。
償却資産の種類と具体例
1.構築物 | 看板等の広告設備、煙突・フェンス・ブロック塀・自転車置き場・駐車設備・プレハブ等の簡易な建物で基礎がないもの 等 |
2.機会及び装置 | 工作機械、電気機械、ユンボ、パワーショベル、クレーン、コンベア、ブルドーザ-、太陽光発電設備(屋根材と一体型を除く) 等 |
3.船舶 | 一般船舶、漁船、客船・ボート 等 |
4.航空機 | 飛行機、ヘリコプター、グライダー 等 |
5.車両及び運搬具 | 客車、大型特殊自動車など(自動車税・軽自動車税の対象となる乗用車・貨物自動車・自動二輪車などは除く) |
6.工具・器具及び備品 | エアコン、タイムカード機、パソコン、机・椅子、ロッカー、 陳列ケース、レジスター、厨房機器、テレビ、金庫、取付工具 等 |
※以下の資産については、課税対象外となります。
・耐用年数1年未満のもの
・取得価格10万円未満で、法人税法等の規定により一時に損金算入されたもの
・取得価格10万円以上20万円未満で、法人税法等の規定により3年間で一括して均等償却するもの
・自動車税または軽自動車税の課税対象となる資産
償却資産の申告義務
地方税法第383条の規定により、償却資産の所有者は、毎年1月1日現在で所有する資産を1月31日までに、償却資産が所在する市町村に申告しなければならないこととなっています。
申告の対象となる方は、毎年1月31日までに申告いただきますようお願いします。(新たに申告が必要となる方で、申告書をお持ちでない方はご連絡ください。)