公開日 2017年5月9日
川上村で生まれた吉野川は、和歌山県に入ると紀の川と名前を変え、やがて和歌山市内で海へと注ぎます。
そんなかけがえのない水で繋がる川上村と和歌山市では、さまざまな上下流交流が行われています。
これからも、互いに手を携えて、水の恵みを次の世代へと繋いでいく取り組みを続けていきます。
具体的な取り組み
和歌山市との「水源地保護に関する協定書」(平成15年8月1日締結)
川上村と和歌山市の交流をより強く、また具体化するため締結しました。
紀の川(吉野川)の最上流部の伐採山の再生を促進させる「和歌山市民の森づくり」や、和歌山市加太小学校と川上小学校の子どもたちの、海の子、山の子の交流も続いています。
また、紀の川(吉野川)流域の市町村に呼びかけ、「吉野川紀の川流域協議会」を立ち上げ、2つの県にまたがった全14市町村が一体的な組織となって、水資源の保全に取り組んでいます。
森林環境保全促進和歌山市議会議員連盟からの支援
和歌山市民の代表である和歌山市議会議員の皆さんによって組織され、水源地の村づくりを進める川上村を、さまざまな形で支援いただいています。環境保全につながる割り箸の作成や、川上村のイメージソング「源流の郷(作詞作曲・山川亜紀氏)」のCD作成への支援のほか、未来への風景づくりプロジェクトへの協賛など、海のまちから源流の村を支えてくれています。