公開日 2017年3月30日
介護保険とは

社会の高齢化が進み、介護が必要な方が多くなっています。今まで本人や家族が抱えてきた介護の不安や負担を軽減し、社会全体で支えあう制度が介護保険制度です。
●介護が必要になっても自立した生活がおくれるように支援します。
●家族の介護の負担を軽減し、介護を社会全体で支えます。
●必要なサービスを自由に利用できます。
●医療や福祉の介護サービスを総合的に利用できます。
介護保険の仕組み
●40歳以上の方が、みんなで介護保険の保険料を納めます。
65歳以上の方 | 第1号被保険者 |
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40歳以上65歳未満の方 | 第2号被保険者 |
●介護が必要になったとき、要介護認定の申請を行います。
65歳以上の方(第1号被保険者)は原因を問わずに、介護や日常生活の支援が必要になった場合には村の認定を受けて、介護サービスの利用ができます。 40歳以上65歳未満で医療保険に加入している方(第2号被保険者)は、老化が原因とされる特定疾病により、介護や日常生活の支援が必要になった場合には、村の認定を受けて介護サービスの利用ができます。 |
●介護サービスを利用し、利用料を支払います。
特定疾病
加齢と関係ある疾病で要介護状態になる可能性が高い16疾病が指定されています。
●がん末期
●筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)
●後縦靭帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう)
●骨折を伴う骨粗鬆症
●多系統萎縮症
●初老期における認知症
●脊髄小脳変性症(せきずいしょうのうへんせいしょう)
●脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
●糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
●早老症
●脳血管疾患
●進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核性症及びパーキンソン病
●閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)
●関節リウマチ
●両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
●慢性閉塞性肺疾患