森林環境譲与税の使途について
森林環境譲与税の使途について
2022年10月24日
森林環境譲与税の使途について
森林環境譲与税の使途について
森林には、人々の暮らしに役立つ様々な役割があります。例えば木々は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防ぐとともに、酸素を作り出します。森の土は雨を染みこませて水を蓄え、洪水や土砂災害を防いでくれます。また森はたくさんの動物のすみかになり、生物多様性を維持してくれます。このような森林の有益な役割を「森林の公益的機能」と言います。森林が公益的機能を発揮するには、その森が健全でなければなりません。
ところが近年、木材価格の低下、所有者不明森林の増加、森林整備の担い手不足や高齢化といった状況から、森林所有者が適時に森林整備を行うことが困難となり、手入れがなされず、公益的機能が十分に発揮されない森林が増えています。
森林の公益的機能の恩恵は広く国民全体が受けることから、森林整備のための財源として、平成31年4月に森林環境税および森林環境譲与税が創設されました。森林環境譲与税は各市町村に配分され、市町村が主体となって森林整備を進めます。
本村の方針
本村では、森林環境譲与税を受け入れるため、令和元年12月、「川上村森林環境譲与税基金条例」を制定しました。今後はこの基金を財源とし、森林情報調査、荒廃森林の整備、木材利用の促進や普及啓発、森林整備を行う人材の育成などを行っていきます。
森林環境譲与税の使途について
森林環境譲与税の使途については、森林環境税および森林環境譲与税に関する法律第34条3項に基づいて、その使途を公表する必要があります。つきましては、その使途を公表いたします。