公開日 2025年7月24日
奈良県川上村と谷林業株式会社は、令和7年6月5日に「川上村産材の利用拡大に関する建築物木材利用推進協定」を締結しました。
本協定は、谷林業株式会社の「陽楽の森集客施設整備における木材利用の促進に関する構想」について奈良県川上村と谷林業株式会社が連携・協力することにより、構想の達成に寄与することを目的としています。
1.陽楽の森集客施設整備における木材利用の促進に関する構想
①構想の内容
陽楽の森集客施設整備にあたり、多くの利用が見込まれるカフェ棟等に川上村産木材を積極的に活用して、木造化・木質化を図り、集客施設を訪れる利用客や取引先に対して広く木材利用の良さをPRすることにより、持続可能な社会、カーボンニュートラルの実現や吉野林業の再興等に貢献する。
②構想の達成に向けた取組の内容
・陽楽の森集客施設に川上村産木材及び木製品を積極的に利用
・本協定の期間内に新たに自社建築物を整備する際には、同様の取組を検討
・自社の取引先等に対して川上村産木材利用の意義やメリットを積極的に情報発信
2.構想を達成するための奈良県川上村による支援
・川上村産木材利用に関する意見交換
・協定に基づく取組を事例として広報
・活用可能な補助事業等の情報提供および活用支援
3.本協定の有効期間
本協定の有効期間は、協定締結の日から、令和10年3月31日までとする。