公開日 2021年4月14日
夏も、冬も美しい滝
高さ50m、緑に包まれたマイナスイオンたっぷりの滝です。「御船の滝」と地名の「井氷鹿(いひか)」は古事記にも名前が登場しています。
尾のある人、井より出て来たりき。その井に光ありき。
ここに「汝は誰ぞ」と問ひたまへば、
「あは国つ神、名は井氷鹿(いひか)と謂ふ」と答へ曰しき。
こは吉野首(よしののおびと)等の祖なり。 「古事記」より・・・
井氷鹿(いひか)は、神武天皇を案内して、土地神谷(とちかみだに)を過ぎて休石(やすみいし)に腰をかけた後、御船山(みふねやま)の尾根にある拝殿で波々迦(ははか)の木を燃やし鹿の骨をもって卦(け)を立てて占い、御船の滝巖上に宮柱を立て天乃羽羽矢( あまのははや-天から授かった矢)を納め、進軍の勝利を祈願したといわれています。
国道169号から武光(ぶこう)橋を渡り、右折。約5分で「井氷鹿(いひか)の里」に。更に10分弱ほど進むと道路左側に御船の滝の案内板があります。
基本情報
施設名 | 御船の滝 |
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所在地 | 〒639-3623 吉野郡川上村井光 |