朝拝式
朝拝式
2022年2月2日
悲運の最後を遂げた自天王を偲び、三之公の御所で御即位された『朝賀拝礼』の儀式を模して、自天王の武具をご神体として崇める式典です。
明徳三年(1392年)に、南北朝合一がなされた際に、南朝と北朝は交代で皇位につくことが約束されましたが、その約束は守られず南朝の皇子たちは吉野に逃れました。その後、長禄元年(1457年)に北朝方の赤松家一党によって、南朝の流れを受け継ぐ自天王(尊秀王)は若くして悲しい最期を遂げました。その惨事を伝え聞いた川上郷士たちは赤松家一党から自天王の御首を取り返し、金剛寺に手厚く葬ったと伝えられています。自天王の御首を奪い返した川上郷士の雄志は代々語り継がれ、長禄三年(1459年)から毎年2月5日には、遺品の兜(重要文化財)などを拝する御朝拝式が行われています。
開催施設の基本情報
施設名 | 金剛寺 |
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所在地 | 〒639-3635 吉野郡川上村神之谷212 |
TEL | 0746-54-0632 |
宗派 | 高野山真言宗 |
交通アクセス | 最寄り駅からの交通 近鉄 大和上市駅から湯盛温泉杉の湯行きバス終点で 入之波温泉行きバスに乗り換え「柏木」下車 徒歩約20分 |
駐車場 | 有り(無料) |
詳細 |
拝観料等:無料 |