公開日 2024年1月30日
悲運の最後を遂げた自天王を偲び、三之公の御所で御即位された『朝賀拝礼』の儀式を模して、自天王の武具をご神体として崇める式典です。
明徳三年(1392年)に、南北朝合一がなされた際に、南朝と北朝は交代で皇位につくことが約束されましたが、その約束は守られず南朝の皇子たちは吉野に逃れました。その後、長禄元年(1457年)に北朝方の赤松家一党によって、南朝の流れを受け継ぐ自天王(尊秀王)は若くして悲しい最期を遂げました。その惨事を伝え聞いた川上郷士たちは赤松家一党から自天王の御首を取り返し、金剛寺に手厚く葬ったと伝えられています。自天王の御首を奪い返した川上郷士の雄志は代々語り継がれ、長禄三年(1459年)から毎年2月5日には、遺品の兜(重要文化財)などを拝する御朝拝式が行われています。
開催施設の基本情報
施設名 | 金剛寺 |
---|---|
所在地 | 〒639-3635 吉野郡川上村神之谷212 |
TEL | 0746-54-0632 |
宗派 | 高野山真言宗 |
交通アクセス | 最寄り駅からの交通 近鉄 大和上市駅から「やまぶきバス」入之波行または、「ゆうゆうバス」下桑原行に乗車し、「北和田口」下車 徒歩30分 |
駐車場 | 当日、金剛寺付近への駐車はできません。源流分校(旧川上東小学校)へ駐車の上、無料のシャトルバスをご利用ください。 |
詳細 |
拝観料等:無料 |