公開日 2018年2月7日
2018年2月5日(月)雪
毎年、金剛寺で執り行われる『御朝拝式』。
長禄元年(1457年)12月2日、北朝方の赤松家一党によって南朝の自天王は悲運の最期を遂げました。その惨事を聞いた川上郷士たちは、赤松家一党から自天皇の御首と神璽(三種の神器の一つ)を取り返し、金剛寺に手厚く葬ったと伝えられます。
以来、自天王遺品の兜、太刀などを拝する御朝拝式。今年は561回目を迎えました。
午前10時開式、自天王神社前の儀
その後、宝物殿前に移動し自天皇生前の武具を崇め、雪降りしきる中の御陵参拝となりました。
総代と出仕人(しゅっしにん:昔は殿様とも呼ばれました)は記念撮影。
朝拝殿での由来記奉読、御神酒頂戴(ごしんしゅちょうだい)の儀を経て、式典は終了しました。
自天王ご詠歌 「遁れ来て身を奥山の柴の戸に 月とこころをあわせてぞすむ」