No.01
Coffee shop “Hide”
「焼きそばとサンドウィッチが
うちの自慢!
でも、今はダムカレーのことで
頭がいっぱいや!」
村おこしで始まった川上村のダムカレー企画。
今回は、ダムカレー特集第一弾!
40年近く村内で喫茶店を経営し、地元の人から愛されて
遠方からのファンも多い「喫茶 秀」にうかがいました。
-
「今も改良中よ!」
豪快なマスターの
こだわりダムカレー「うちは、大迫ダムが近いのよ。だから、カーブのかかった大迫ダムを上(具材側)にしたいよね」と話してくれたのは、マスターの中川秀雄さん。「最初は、ダムカレーのカタチも作り方も知らんかったからね。試行錯誤しながら今も改良中よ!」と話してくれました。そんな喫茶 秀のダムカレーは、トッピングの温泉卵をつぶしてカレーと混ぜると、一口目の中辛味が優しい味わいに変わるという、一皿で二つの味わいが楽しめるこだわりようです。
● 川上村のダムカレーとは
川上村にある3つのコンクリートダム(大迫ダム・大滝ダム)と、緑のダム(水源地の森)を表現し、吉野川流域にある森・里・川・海の産品を何か使用することが認定基準のご当地カレー。村内の6店舗がそれぞれオリジナルで販売中です。「食べるとハマるよ」。
人気の秘訣は、
マスターの心遣いと観察力!「うちの焼きそば定食はね、食べるとハマるよ」。厚さ7mmの豚バラ肉、ゴロゴロにカットされた野菜が濃厚なオリジナルソースにからむ焼きそば定食は、その味わいに注文が絶えません。加えて中川さんは、お客様の好みや食べやすさを工夫されているとか。ボリューム満点ながら「全部食べられた〜」と、どんなお客様も完食しちゃうそうです。他にも、梨や柿といったみずみずしい旬のフルーツをはさんだサンドウィッチ、今では珍しいサイフォン式で淹れたてを味わえるコーヒーも大人気。「うちは何より水がいいからね。店の隣に沸く、弘法太師ゆかりの湧き水“楠里水”は、お医者さんとか専門家からのお墨付きよ」。
「ここ集合な〜」
が自然と湧き出る憩いの場朝のオープン時から地元のお客さんで賑わい、ランチタイムは大忙し。「観光客の若い子もたくさん来てくれてね。何回も来てくれる人もいますよ」。中川さんご自身、観光協会長や地元幼稚園の園長を務めるなど、川上村を盛り上げてきた人物です。「過疎化していくけれど、今は喫茶 秀が地元の人たちの集合場所になっとるよ。ここで喫茶店を続けられる活力にもなっとるね」。村のいまと昔を見守り続けてきた喫茶店で進化を続けるダムカレーをぜひ、召し上がれ。
かわかみのダムカレー販売店匠の聚(たくみのむら) 住所 奈良県吉野郡川上東川135 営業時間 10:00〜17:00 定休日 水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 お問い合わせ 0746-53-2381 アルボールかわかみ 住所 奈良県吉野郡川上村西河773 営業時間 10:30〜17:00 定休日 水曜 道の駅「杉の湯 川上」 住所 奈良県吉野郡川上村迫695 営業時間 9:00〜18:00(冬季は〜17:00) 定休日 無休 お問い合わせ 0746-52-0006 井氷鹿の里(いひかのさと) 住所 奈良県吉野郡川上村井光 営業時間 8:00〜17:00 定休日 水曜 ※冬季休館あり お問い合わせ 0746-54-0223 喫茶 秀 住所 奈良県吉野郡川上村柏木12-4 営業時間 8:00〜16:00 定休日 木曜・金曜 お問い合わせ 0746-54-0640 喫茶 ホラ!あな 住所 奈良県吉野郡川上村柏木 営業時間 9:00〜17:00 定休日 不定休 お問い合わせ 0746-54-0227
-
No.02
僕たちは、村を遊ぶプロのガイド団体
-
No.03
ダムの底から蘇った天空の社。
川上村の歴史をつなぐ、幸福の拠り所 -
No.04
川上村の“山のもん”と“川のもん”、
両方が入っているボリューム満点のダムカレー。 -
No.05
自然豊かな川上村で、ものづくりの楽しさを知ってほしい!
川上村は、アートで人をつなぐ。 -
No.06
初代 “川上村コンシェルジュ”は、村の魅力を見つける名人。
-
No.07
3人合わせて200歳とちょっと!?
主婦の味を活かした、お母さんトリオの村おこし -
No.08
川上村を愛する地域おこし協力隊「かわかもん」。
独自スタイルで、魅力発信を行う集団に迫る。 -
No.09
源流の村で暮らしの原点を再発見。
「古き良き」を受け継ぐ、大正づくりの老舗宿。 -
No.10
一歩足を踏み入れると、大きな窓一面に川上村の山々が広がる。
四季の移り変わりを贅沢に堪能できる、ここが私の職場です。 -
No.11
温かさと繊細さを感じさせる吉野杉の木器。
父と息子がつないでいく、川上村の木のぬくもり。 -
No.12
吉野杉の山々に囲まれ絶景が広がる癒しスポット。
川上村の名湯を受け継ぐ、23歳の活躍。 -
No.13
自称「中年ならぬ、虫を追い続ける虫年男」!?
昆虫博士はしゃべり出したら止まらない(笑) -
No.14
川上村での暮らし、出会う人たちとの交流、自然…
ここでの経験が私たちの作品を生み出しています。 -
No.15
「ぱくぱく館」を切り盛りするのはバイタリティあふれる女性たち。
失敗を繰り返してできた商品は、ここでしか出会えないふるさとの味に。 -
No.16
田舎の暮らしをこよなく愛する、
暮らす宿「HANARE」のアクティブママオーナー。