No.02
yoiyoi kawakami
僕たちは、村を遊ぶプロのガイド団体
川上村のエコツアーを行っている、
村内唯一のガイド団体「山遊び塾ヨイヨイかわかみ」。
川上村に魅了され、村外からやってきた
自然のプロたちが語る、村の自然が特別な理由とは。
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人の手が入っているから、
川上村の山は面白い!「日本一高い富士山に比べると川上村の山の標高は半分くらい。生えているのも檜や杉で、見た目もあんまり魅力はありません。でもね、標高が低い山は人が入りやすい。林業が盛んな川上村は、山に人の入った痕跡があちらこちらに感じられます」と、メンバーの竹中さん。竹中さん自身、移住前は原生林などありのままの自然の姿に魅力を感じてきたそうですが、「川上村の山には、昔から人が入ってきたからこその歴史や山の植物を活かす文化など、高い山にはない面白さがある」と教えてくれました。
移住者目線だからできる、
川上村と人をつなぐツアー「実は川上村内で自然ガイドを企画するのは僕たちが初めて。川上村の自然は暮らしそのものだから、特別な魅力に気づきにくいんだと思います。でも、日本や海外の自然を体験してきた僕たちから見たら、川上村の自然ってお宝の山ですよ」と猪腰さん。例えば、ダム湖に浮かべるカヤック遊びは、波がないから小さい子どもも参加できます。「手つかずの源流の森は、まさに“ジャングル”のよう。関西で出会えるとは思わなかった。しかも、山や林業との歴史を知れば知るほど奥深く、どこにもない神秘さがあると感じました」と教えてくれました。穏やかなフィールドを活かした多彩なツアーは、リピーターが続出。村内の人が帰省中のお孫さんと一緒に参加してくれることも。
これからを見据えながら、
“いま”を進んでいます「まだまだ川上村の知らないこと、隠れたスポットがあると思います。僕ら自身が新しい視点、アンテナを張ってそれらを吸収しながらツアー自体も進化していかないと。そのためにフィールドワークを欠かさず行っていますが、大好きなことを仕事にできて僕たちが一番楽しんでいるかも(笑)。いまツアーに参加している子どもたちが、大人になっても参加して楽しいと思ってくれるように続けていきたい」と力強く応えてくれました。
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No.01
「焼きそばとサンドウィッチがうちの自慢!
でも、今はダムカレーのことで頭がいっぱいや!」 -
No.03
ダムの底から蘇った天空の社。
川上村の歴史をつなぐ、幸福の拠り所 -
No.04
川上村の“山のもん”と“川のもん”、
両方が入っているボリューム満点のダムカレー。 -
No.05
自然豊かな川上村で、ものづくりの楽しさを知ってほしい!
川上村は、アートで人をつなぐ。 -
No.06
初代 “川上村コンシェルジュ”は、村の魅力を見つける名人。
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No.07
3人合わせて200歳とちょっと!?
主婦の味を活かした、お母さんトリオの村おこし -
No.08
川上村を愛する地域おこし協力隊「かわかもん」。
独自スタイルで、魅力発信を行う集団に迫る。 -
No.09
源流の村で暮らしの原点を再発見。
「古き良き」を受け継ぐ、大正づくりの老舗宿。 -
No.10
一歩足を踏み入れると、大きな窓一面に川上村の山々が広がる。
四季の移り変わりを贅沢に堪能できる、ここが私の職場です。 -
No.11
温かさと繊細さを感じさせる吉野杉の木器。
父と息子がつないでいく、川上村の木のぬくもり。 -
No.12
吉野杉の山々に囲まれ絶景が広がる癒しスポット。
川上村の名湯を受け継ぐ、23歳の活躍。 -
No.13
自称「中年ならぬ、虫を追い続ける虫年男」!?
昆虫博士はしゃべり出したら止まらない(笑) -
No.14
川上村での暮らし、出会う人たちとの交流、自然…
ここでの経験が私たちの作品を生み出しています。 -
No.15
「ぱくぱく館」を切り盛りするのはバイタリティあふれる女性たち。
失敗を繰り返してできた商品は、ここでしか出会えないふるさとの味に。 -
No.16
田舎の暮らしをこよなく愛する、
暮らす宿「HANARE」のアクティブママオーナー。