No.06
Kawakamimura concierge
初代 “川上村コンシェルジュ”は、
村の魅力を見つける名人。
2014年に川上村へ移住してきた
初代「川上村コンシェルジュ」の佐藤充(あつし)さん。
現在は川上村役場の水源地課源流ツーリズム推進室に勤務し、
村外に向けた広報活動や、「星のソムリエ」として
観光ツアーを中心に活動されています。
これまで数々のプロジェクトに携わり、
今では村に欠かせない存在。
いろんなことに興味を持ち、挑戦し、
自分も楽しみながら川上村で働く佐藤さんに、
村の魅力やお仕事の一部を教えてもらいました。
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大手電機メーカーを退職し、
旅人となって海外へ。
その後たどり着いた場所は
「人として暮らせるところ」前職を退職後、2年間海外で過ごしたバイタリティあふれる佐藤さん。縁あって川上村の名湯「杉の湯」を訪れた際、村長と出会い、「君は何ができる?」「営業です!」といったやり取りの後、「じゃあ川上村で営業しろ!」と“村の営業マン”にスカウトされたそうです。「最初はね、こんな田舎に住むのもなぁと迷っていたんですよ。でも面白いかもしれない、という思いの方が大きくなっていって」と話してくれました。「ここに来てから体調が戻り、視力も良くなりました。特に不便もストレスも感じず、人間らしい生活ができていると実感しています。水と空気、そして食べ物がよくて、ご近所からいただく野菜は味が濃厚でびっくりしました」とも。ここは“人間が暮らすところ”だと感じたそうです。
わかりやすく、たのしく伝える
川上村を新たな視点で見つめる
コンシェルジュとは「コンシェルジュって、いわゆる“川上村の案内人”です」。村の魅力を伝えるために何でもする「なんでも屋」だとか。佐藤さんが関わったレトロな赤いボンネットバスで村内を巡るツアーや、星空ツアーは参加者の満足度が高く、村外のファンが増えています。なぜ、これらのツアーは人気があるのか。それは観光客のニーズを考え、自分たちも面白いと思えるものを企画しているから。加えて、彼の巧みな「トーク」も見どころのひとつ。外からやってきたからこそ気づく「村の魅力」を案内するツアーはおすすめです。
川上村は、
日本一の「星の村」にぜったい輝ける!「星空が綺麗に見える」土地のランキングが、環境省から発表されているのをご存知ですか?佐藤さんは「川上村の星空は、本当にきれいなんです。次回ランキングが開催されたらNo.1になれると自信があります」と話します。山に囲まれている川上村は、村外の光がシャットアウトされるうえ、500年以上続く林業のおかげで清浄な空気に包まれているため、満天の星空が観測しやすいのだとか。条件が良い夜には流れ星も見えます。川上村の夜の過ごし方を提案したいという思いから、宿泊客向けに星空ツアーを企画。さらに、ただの観測だけでは面白くないと考え、星について語れる「星のソムリエ」資格を取得するまでに。「オールシーズンで楽しめる星空を見に、よりたくさんの人に川上村へ来て欲しい」と奮闘されています。川上村では星のソムリエと一緒に星観測できる星空ツアーを行っています。ますます冴え渡る佐藤さんのトークも一聞の価値ありですよ。
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No.01
「焼きそばとサンドウィッチがうちの自慢!
でも、今はダムカレーのことで頭がいっぱいや!」 -
No.02
僕たちは、村を遊ぶプロのガイド団体
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No.03
ダムの底から蘇った天空の社。
川上村の歴史をつなぐ、幸福の拠り所 -
No.04
川上村の“山のもん”と“川のもん”、
両方が入っているボリューム満点のダムカレー。 -
No.05
自然豊かな川上村で、ものづくりの楽しさを知ってほしい!
川上村は、アートで人をつなぐ。 -
No.07
3人合わせて200歳とちょっと!?
主婦の味を活かした、お母さんトリオの村おこし -
No.08
川上村を愛する地域おこし協力隊「かわかもん」。
独自スタイルで、魅力発信を行う集団に迫る。 -
No.09
源流の村で暮らしの原点を再発見。
「古き良き」を受け継ぐ、大正づくりの老舗宿。 -
No.10
一歩足を踏み入れると、大きな窓一面に川上村の山々が広がる。
四季の移り変わりを贅沢に堪能できる、ここが私の職場です。 -
No.11
温かさと繊細さを感じさせる吉野杉の木器。
父と息子がつないでいく、川上村の木のぬくもり。 -
No.12
吉野杉の山々に囲まれ絶景が広がる癒しスポット。
川上村の名湯を受け継ぐ、23歳の活躍。 -
No.13
自称「中年ならぬ、虫を追い続ける虫年男」!?
昆虫博士はしゃべり出したら止まらない(笑) -
No.14
川上村での暮らし、出会う人たちとの交流、自然…
ここでの経験が私たちの作品を生み出しています。 -
No.15
「ぱくぱく館」を切り盛りするのはバイタリティあふれる女性たち。
失敗を繰り返してできた商品は、ここでしか出会えないふるさとの味に。 -
No.16
田舎の暮らしをこよなく愛する、
暮らす宿「HANARE」のアクティブママオーナー。